2021.08.20

8/20 富田林市LGBT施策推進アドバイザー業務

【誰も取り残さない街づくり:富田林市】
午後からLGBT🏳️‍🌈施策推進アドバイザーの仕事で、南大阪にある富田林市へ行きました。

460年前の寺内町の面影が残る富田林市。

実は、LGBTへの取り組みを同性カップルや、いろんな形の家族が幸せに暮らせる街づくりを目指して、積極的に取り組んでいます。

富田林市役所の職員さんとの打ち合わせの時間が大好きです。

なんで、富田林市でLGBTコミュニティが始まったか?と言うと、人権業務20年以上の笹野さんが「もっと、性的少数者の困り事を解決するために、生の声を聞く」と決めたから。

関西各地のLGBTコミュニティに参加して、いろんなLGBT当事者と出会い、経験に耳を傾けて、疑問をぶつけて、率直に意見を求める。

片道2時間近くある、尼崎市にも嫌な顔ひとつせずに参加。2018年に職員研修の講師を担当させていただいたことが、きっかけで、

「富田林市でLGBTコミュニティを運営しよう!」を合言葉に、事あるごとに阿倍野橋の丸福珈琲店で作戦会議三昧でした。

各地のLGBTコミュニティに足しげく通う笹野さんの姿に、富田林市がLGBTコミュニティをスタートさせた時も、自然とあちこちからLGBTやALLYのメンバーが集まって、にぎやかに運営がスタート。

2020年もオンラインで運営を乗り越えて、

今年度は、念願の富田林市内の幼稚園、保育園で、LGBT🏳️‍🌈絵本の読み方と、レインボーフラッグ作りが、ついに実現予定です。

・富田林市主催でLGBTコミュニティ運営の振り返り、年6回テーマを決めて居場所作り開催(LGBT🏳️‍🌈団体主催が多いので珍しい!)

・LGBT映画「カランコエの花」上映会&コミュニティスペースを企画運営

・LGBT活動家の方とのトイレ座談会
(見た目と心の性別の違い、表現する性別の違いなどで、使いたいトイレを使えない人がいる)

・パートナーシップ宣誓制度の周知や、LGBTや誰もが暮らしやすい街づくりにむけた課題とできることの整理

なども、ひとつひとつ、カタチになりつつあります。

今までコミュニティスペースに来てくれた参加者の皆様とやりたいことも、盛りだくさん☺️

これからも、目の前のことをひとつひとつやりながら、できることを増やしていきましょう。今日も、ありがとうございました🏳️‍🌈