
Ally
2〜5歳の子どもに読んでほしいLGBT絵本2冊!
Rainbow Journey(レインボージャーニー)、フジワラ ナオです。
LGBTに寛容な国の子どもは、小さい頃からいろんな違いを受け入れることを学びながら、大きくなる。
2001年に同性婚が成立したオランダでは、
『オランダでも同性婚ができなかった時代があったの!?』と、驚くくらい、今では当たり前のことになっている。
今日は、小さい子どもに読み聞かせしたいLGBTファミリーが描かれた絵本を2冊、ご紹介。
DADDY, PAPA, and ME 【0歳〜2歳向け】
2人のお父さん、ダディとパパがいる。
『今日は、誰が僕と一緒に遊びたい?』
ダディもパパも同時に答える。
『僕と遊ぼう!!』
ダディが、空の絵を描くのを手伝ってくれたり、
パパが、パイを焼くのを助けてくれたり。
そんな微笑ましい様子が描かれている。
Heather Has Two Mommies 【3歳〜5歳向け】
ヘザーには、2人のお母さんがいる。
ケイトままは、お医者さん。
ジェーンままは、大工さん。
野球をしたり、料理をしたり、いつも楽しいことがたくさん。そんな中、2人のままと、ヘザーは、新しい学校につれていく。
お昼寝のあと、モリー先生がベジタリアンのお父さんがいる少年の絵本を読み聞かせ、子ども達に感想を聞く。
その時、ヘザーは、自分にお父さんがいないことに気付き不安を感じる。ヘザーの気持ちに気づいた先生は、良いアイデアを思いつく。
【ポイント】
・同性カップルとして自然に絵本に登場している
・料理や縫い物、ボール遊びに性的役割をつけていない。
・異性カップルと同じで、幸せに過ごしている
・いろんな形のファミリーがいると知る
絵本は、口では伝えにくいことも、わかりやすくシンプルに伝えてくれる。子どもは、物語を想像力と一緒に受け止める。
絵本を読んだ後は、子どもが感じたこと、気づいたこと、感想を聞いてみよう。どうして、そう思ったのか?も、合わせて聞くと、その先にある子どもの想いにも触れることができる。
私は、膝の上で聞く寝る前の絵本の時間が大好きだった。
違いを伝えるとともに、スキンシップを楽しもう。
後日、絵本の貸し出しや、読み聞かせ会を企画中です。
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