2017.05.15

移民とLGBTIQアイデンティティ with DJ Ikec

Migrant and Lgbtiq identities: a conversation with DJ Ipek「移民とLGBTIQアイデンティティ」

阪部 すみと (Sumito Sakabe)さんのつながりカフェ
Donatien von RohlandさんのStonewall Japan主催のイベントで、
セカンドスピーカーとしてLGBT世界一周プロジェクトの紹介させていただきました。



メインスピーカーは、DJ Ipek(イペク)氏。
女性DJ、レズビアン、イスラム教徒、そしてトルコ系ドイツ人二世としてのバックグラウンドから、
アイデンティティとはなにか?多様性とはなにか?をお話して下さいました。



DJ Ipek氏



Rainbow journeyについて

DJをメインに活動しながら、ドイツで社会教育学の学位を持ち、トルコ系移民のLGBT支援NPOの運営、
フェスティバル、コンサートやライブなど、ベルリンとイスタンブールで活動。

深い知識をわかりやすくテンポ良く紹介。さらに、たくさんのユーモアが散りばめられていてかっこ良くてチャーミング!!
ドイツでもLGBTで移民、外人、ホモ・トランスフォビア、ムスリムでゲイなど、いろんな問題がある。トルコからドイツへ移民した人のニーズ。マジョリティいても、トルコ人のコミュニティは閉鎖的。

日本人の気質と似てカミングアウトが大変。
トルコ人としてこれでいいのか?と当事者は、自分を責めてしまうことがある。ドイツ社会のような多様性を認める中で育つと、多様なアイデンティティを持つようになる。やはり、LGBTと社会や人などの環境は、密接に関係していると感じた(宗教、文化も含め)


約40名の方が参加で会場は熱気が!


トルコ人である両親や祖父へのカミングアウトで感じたことのシェアは、日本も世界も共通。
LGBTIQだけでなくワークショップの中では、パワーを持つ多数はと少数派、また、男女平等についても実際に考えるきっかけをいただきました。

力強い言葉と常に新しいことに興味を持ち、活躍のフィールドを広げていくパワフルなイペク氏に圧倒されました。短い時間の中で、Ipek氏の頭はフル回転!会場設営やタイムテーブルを「ベルリン流」にささっと変えていたリーダーシップが印象的!!
そんな、イペク氏の後にお話するのは、めちゃめちゃ緊張!!
笑いが取れないまま(凹む)、なんとかしゃべりきりました!!やってみないとなにごともはじまらない。

イペク氏のようにもっと、もっとたくさんの知識や背景を知って、
よりたくさんのことを自分の言葉で伝えられるスピーカーになりたい!!さらに、ゆとりとユーモアももって♬と感じました。



LGBT世界一周プロジェクトに興味を持って下さった参加者の方が、
バンクーバーやバンコクの友人を紹介してくださることになりました。

また、プロジェクトが楽しくなります!

気づきと素晴らしい学びの機会、
ご縁をいただいてありがとうごさいました。

イペク氏のDJトルコミュージック最高です!!

HPは、こちらから!!
DJ Ipek ホームページ